ここでは、キーファイルを落とした場合と、データが盗まれた場合の2つのケースから、その安全性を見ていきます。
キーファイル(USBメモリ)を紛失したら?
キーファイルをUSBメモリに保存した場合、どこかに置き忘れたり、落としたりという可能性もあります。その場合の安全について考えてみます。例えば、キーファイルを落とし、下図のように誰かが拾ったとします。
その誰かが、それを持ち帰って、中身を見ても意味がありません。キーファイルに、ユーザーデータが保存されているわけではありません。それは、単なる ” 鍵 ” です。そして、その鍵自体も暗号化されています。
キーファイルは、Secretbook for Personal一つにつき、一つだけ生成される唯一のファイルです。他のPCにインストールされたSecretbook for Personalと交換性はありません。
第三者がキーファイルを入手したとしても、どのPCで使えるのか知らなければ、データを引き出すことはできません。
データそのものが漏洩したら?
例えばオンライン上で、ウィルス感染による情報漏洩や、オフラインでパソコンから直接データを盗まれるというケースを考えてみます。
キーファイルでなく、パソコンに保存されたデータの方を盗まれた場合も同じです。中身を見ても、それは暗号化されており、キーファイル無しでは見ることはできません。
データを閲覧するには、データとキーファイルの二つが揃わなければなりません。