Secretbook for Personal を起動すると、” Secretbook for Personal はすでに起動しています ” とメッセージが表示される場合があります。
考えられる原因は、ロックファイルの残留、もしくは、ディスプレイ範囲外の起動があります。
ロックファイルの残留
これは、2重起動防止のための、ロックファイルが起動を妨げることで発生します。
ソフトが異常終了などした時にロックファイルが、そのまま残留してしまうことが原因です。
対処は、ロックファイルを削除するだけです。ファイルの場所は以下です。
” C:\Users\ユーザー名\secretbook_for_personal\system\system.lock ”
ディスプレイ範囲外の起動
前回起動時に、何らかの操作でディスプレイ表示範囲の外側でソフトを閉じてしまった場合、次回の起動時は、その位置でウィンドウが開かれます。
一見すると起動していないように見えますが、タクスバーに secretbook for personal のタブが出ているが、ディスプレイにウィンドウが無いという場合は、この可能性もあります。
この場合は、対応策として設定ファイルの値を手動で正常な数値に書き換えるという作業になります。設定ファイルの位置は以下です。
” C:\Users\ユーザー名\secretbook_for_personal\system\system_v8.cfg ”
メモ帳で設定ファイルを開きます。
設定ファイルに、複数の設定値が一行に渡って記録されていますが、
“mainframe_position”: “600,300”
という箇所を探します。
” 600,300 ” という数字の部分は、任意の数字で、ディスプレイ上の表示位置の数値となっています。
ディスプレイ左上が、” 0,0 ” となります。
ディスプレイ解像度が、1920×1080 だったと仮定して、例えば、” 600,1081 ” というような設定値になっていた場合は、枠外表示になっています。
数値を確認して、もし、枠外表示であった場合は、” 600,300 ” と書き換え、設定ファイルを上書きします。
※ 設定ファイルは、特定の記録書式になっています。手違いで、書式が崩れると問題が発生します。書き換える前に、設定ファイルを予めコピーし、バックアップすることをお薦めします。